ポスターダウンロード

主催事務局

神戸大学大学院医学研究科
腫瘍・血液内科

〒650-0017
神戸市中央区楠町7丁目5-1

運営事務局

株式会社
インタープラン・コーポレーション

〒150-0046
渋谷区松濤1-28-4 松濤六番館4階
TEL: 03-5422-3301
FAX: 03-3461-8181
E-mail:jstar2023@c.inter-plan.co.jp

プログラム見どころ解説

会長 南 博信

第6回日本サルコーマ治療研究学会学術集会
会長 南 博信
神戸大学大学院医学研究科 腫瘍・血液内科 教授

今回の目玉となるポイントについて紹介させて頂きます。

「創造と連携で希望の扉を開く」を主題として開催する第6回日本サルコーマ治療研究学会学術集会は、基礎研究・トランスレーショナル研究・臨床研究、外科治療・放射線治療・薬物治療、全身の各臓器の専門家、それぞれの領域が連携することで、肉腫医療の新しい扉を開く場とすることを目指して企画しました。

  1. 新治療の特別講演として、肉腫治療におけるゲノム医療の新展開を米国Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのMrinal Gounder先生に、リンパ腫の治療体系を変え固形腫瘍にも開発が進んでいるCAR-T療法を三重大学の宮原慶裕先生に、お話いただきます。
  2. 初学者に、画像診断・病理診断から外科・放射線・薬物治療まで一通り学んでもらえるように、教育講演を教育・資格制度委員会に企画してもらいました。2日間連続して同じ会場で開催しますので、移動することなく肉腫のすべてを学べます。なおこの教育講演は日本整形外科学会の教育研修単位取得の対象となります。
  3. 頭頸部・頭蓋部・顔面部は解剖学上、治療の難しい領域です。今回初めてこの領域に焦点を当てたシンポジウムを企画しました。
  4. 今年のプログラム委員には患者会の方も加わっていただいて、Patent advocate programを企画してもらいました。正しいがん情報の探し方について学んでいただきます。
  5. 毎回好評を博しているMulti-disciplinary case conferenceを本学術集会でも行います。同じ病態の患者さんは二人いません。エビデンス通りにいかないのが医療です。エビデンスを最大限尊重しながら個々の患者さんにどう対応するのか、それぞれの専門家に聴衆も加わり絶妙な司会のもとで熱く議論してもらいます。
  6. 公募演題はポスター発表していただきますが、優秀な演題は口演プログラムとしました。プログラム委員が発表を聞いて、特に優れた演題を最優秀演題として選出、表彰いたします。

一部ですが、残念ながら規制上の理由から患者さん・一般市民の方にご参加いただけないプログラムもあります。日程表に患者さん・一般市民の方がご参加いただけるプログラム、日本整形外科学会の教育研修単位取得対象となるプログラムが一目で分かるようにしてあります。ご活用ください。

3年ぶりの現地開催を主体とした学術集会です。まだまだCOVID-19が終焉する気配はありませんが、感染対策を十分施して開催いたします。3年分の議論をしていただきたいと存じます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。